モルディブ旅行記7 : 五〜六日目(10/15〜16 オルヴェリ滞在四日目〜帰国)
2012.3.14 (Wed) - モルディブ旅行記7 : 五〜六日目(10/15〜16 オルヴェリ滞在四日目〜帰国)
ついに最終日。
早かったー。
あっという間だったー。

帰りたくない・・・かと言うと実はそうでもなかったりする。
確かにここは天国みたいなとこだけど、いざ長期間過ごしてみると、やっぱり自分ちに帰りたくなるもんなのね。
普段地獄みたいなとこにいて、たまに来るからこそ楽しいんだろうなぁ。

今回休みの都合上1番短い期間でのプランに申し込んだけど、これで正解だったかも。
もう一日あってもすることなかったわ。


今日は朝日のための早起きは無し。
もういっぱい見たし撮ったから、最後くらいはゆっくりしないと。
ゆっくりしに来たんだから。
気付くのちょっと遅すぎるけど。


のそのそと起きて、だらだらと朝飯へ。
まずはいつものオムレツコーナーで注文。

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『それとそれいれてよ(英語)』と会話するあたし。
この日くらいになると、もうこのくらいの会話には慣れてきてる。
恐らく昨日来たんだろうなぁくらいのたどたどしい英語の外人を見て和むくらいのレベル。

こんな感じで焼いて

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焼きあがったオムレツをポイっと投げて皿に盛ってくれる。

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今日も朝からいっぱい食う。
パンやらドーナツやらの粉モノが美味しかったのがほんと良かった。

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このあたりのハムやらメシやらのメニューはレギュラー勢。
日本では馴染みが無い味なんだけど、外国すぎる感じもしない、ちょうどいい味。
謎に水っぽいハムで、美味かったなー。

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ソーセージとベーコンは、オムレツ焼いてる隣で焼いてる。
どんな種類の食っても全部肉々しい。
シャウエッセンが食べたい。

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もりもり食って、部屋へ。
午前中はとくに予定無かったので、ゴロゴロしてみたり、ベランダに出てみたり、帰る準備してみたり、寝たり。
主に寝てたけど。


そして気がつくと昼食の時間。
これが正しいモルディブでの過ごし方だろうきっと。

レストランに行くとまだ開いてなかったので、周辺で暇つぶし。
こーゆーのキレイでステキ。

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今日もイイ天気だなぁ・・・。
一回くらいスコール味わってみたかったなぁ・・・。

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なんて思って空を見上げてると突然

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なんかきた!

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なにあれすげえ!
2人で飛んでるっぽい!!

オルヴェリのエクスカーションではあんなの無かったと思う。
近くのリゾートのエクスカーションだろうか。

あれいいなぁ・・・


で、昼飯。
席に行くと、ウェイターのワヘリが何かやってた。

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人。

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怖い!
なんか料理されてるみたいで怖いよ!!

この昼飯で最後ってことで、持ちネタを披露してくれたんでしょうね。
怖いよ!


この後予定があったので、写真も撮らずに急いで昼飯を食う。
ワヘリにお別れの挨拶と記念撮影をして、ちょっと多めにチップを渡して外へ。


予定というのは、初日に予約していたスパ。
いわゆるエステ的なやつ。

実は、精算は出発日の昼までに一度済まさなければならないので、エステの料金は改めてまた精算をしなければならない。
そこは若干面倒だったけど、出発までどう考えても暇すぎるし遊ぶ程の元気は無いので、最終日にスパ行くのが1番いい。
遊びすぎて溜まった疲れをほぐしてもらうのに最高のタイミング。

というわけでレセプションのすぐ目の前にあるSun Spaへ。
Webサイトみつけた。
オルヴェリ以外にも2箇所のリゾートでやってるのね。


不覚にも写真撮り忘れてたので概観の写真は無し。

カップル向けのコースということで、まずは2人とも紙パンツに着替え。
嫁がいきなりパンツ破いた。

入ってすぐ通常のサウナとミストサウナで汗を流して、ジャグジー的な露天風呂でまったり。
ミストサウナは息できないくらいの蒸気で最高に気持ちよかった。
嫁は一瞬でギブアップして外出てった。

サッパリした後、浴衣みたいの着て、また別の部屋に移動。
写真撮りますかー?って言われたので記念撮影。

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施術はこの部屋でやるみたい。
施設の構造がよくわからんかったんだけど、さっきまでいた風呂やらサウナは一箇所しかない。
で、こーゆー感じの施術部屋は数箇所あった様に見えた。

多分時間をずらして開始して、パイプライン的に処理してるんでしょうね。
来てから帰るまで、他の客とは一切会うこと無かったし。


ベットはこんなん。
こーゆーの初めてだからドキドキするわー。

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あたしが向こう側、嫁が手前側だった。

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うつぶせになった時に顔が来るとこには、花が置いてありました。
リラックス効果・・・?

あの花、今まで何人のヨダレを吸って成長したんだろう・・・

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なんてこと考えながら、肩やら背中やらをゴリゴリ。
もともとマッサージはこしょばしくて苦手なアタシ。
やっぱりプロの施術とは言え、もうこしょばしくて我慢するので精一杯。

こしょばいポイントでは身体が反射で硬くなってしまって、そこが効いてんだと勘違いされて更に揉まれての悪循環。
何度か「are you ok?」って言われたけど、こしょばしいって英語で何て言えばいいんだよチクショウ。

でも時間が経つと慣れてくるもんで、後半からは気持ち良くなった。
なんか色々混ぜたオイルみたいので肩からつま先まで揉み解されて、気がついたらウトウトしてたわ。
やっぱりあの花、絶対今までかなりの量のヨダレ吸ってるだろ・・・
アタシはギリギリセーフだったけど・・・


そういえば、来店した時まずアンケートみたいの答えさせられた。
流石に全部英語で、割とマッサージとか健康系の専門用語だらけだったからかなり意味不明のアンケート。

なんとなくで理解してたけど、『今気になってる肌の症状は?』みたいのがあった。
選択肢には『sunburn(日焼け)』とか『pimple(ニキビ)』とかあって、日焼けがやばかったからそれに○つけた覚えがある。

恐らく背中に塗ったくってたオイルは、そーゆーのに効く様な配合したのを使ってるんでしょうね。
シャワーで濡れるだけで全身痛かったのに、このオイルではそんなに痛くなかったし。
あのアンケート、ちゃんと答えられなかったらあんまり意味ないことになるのかしら・・・

多分アレルギーを答えるとこもあったと思うから、そこは英語読めない人注意しないと危ないかもね。


マッサージが終わってオイルを拭き取ってくれた後は、奥にある風呂的な場所へ。
お湯に浸かってマッタリしながら、冷えた白ワインを出してくれる。
この白ワインが本当に美味しくてビックリした。
モルディブ来てアルコール殆ど飲まなかったのはもしかして損してたのでは・・・

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風呂に入るあたりからはスタッフは全員外出ていなくなってるので、2人だけでゆっくり。
風呂から出たらこの個室で着替えて、入り口まで戻って終了という感じ。
実は最初のツーショット写真以外は、この帰り際に撮ってきた。

と、初のエステ体験終了。
もともとそんなに身体が凝る様な体質ではないと思うんだけど、終わった後はすごいスッキリした。
値段はそれなりにかかるけど、これはいいものね。
ハマっちゃう気持ちがわかる。


終わったのが15時過ぎとかそんなもんで、部屋に戻る途中土産物屋へ。
小ビンに入ったオルヴェリの砂と貝とか、可愛らしいアロマとか、チョコとか、色々と購入。
ここの会計も部屋付けでレセプション精算。
ほんと便利。

ちなみに海外のお店って、入店するといらっしゃいませ感覚で『may I help you?』って言ってくる。
というか意味的にはいらっしゃいませなんだろうか。
とりあえず『thank you , just looking』くらいは言っておいた方がいいのかね。
その辺の文化の違いはイマイチよくわからんかったわ。

あとどっかで読んだけど、海外では売り物を手にとって見るのがあまりよろしくない、と。
なので念のため、日本で買い物してる時みたいに片っ端から手にとって見るのは我慢。
別に何も言われないと思うけどさー。


部屋に着いた時、ドアの横に謎の装置があったことを今更発見。

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横にスライドしてみると、昔何かのカードゲームで見たことある様な怖い絵が・・・

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『寝てるから掃除に入らなくていいぜ!』って意味でしょうか。
多分そうだよね。
つか、閉じた目の上の線は眉毛だとして、その更に上の線ってなに・・・?

もしかして、実は一番上の線が眉毛で、目は見開いてて白目になってるってこと・・・?
・・・恐ろしい子!(ガラスの仮面)


逆側にスライドすると、こんな絵が。

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何なんだよこの陽気なキャラ・・・。
意味わかんねえって・・・。

さっきのやつの反対ってことだから『掃除してくれよ!』ってことでしょうか。
この謎のキャラはモップかなんかのキャラ?

一度も使わなかったけど、毎日2回ちゃんと掃除してくれてた。
意味無いねこの装置。


部屋に戻ってからは、もう一度シャワー浴びてサッパリして、ゴロゴロ。
片付けも粗方終わって、ソファに座って外を眺めながらボーっとしてた。

すると外から、嫁がアタシを呼ぶ声が。
ベランダに行って海を見てみると

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あれは・・・マンタ?

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多分マンタ!(自信無し)
違うとしてもとにかくエイであることは間違いない。

そういえばシュノーケリングしたり沖出たりしてる時は一度も見れていなかった。
帰り際に、のっそり顔を出してくれました。
しかもアタシたちの部屋の所に。

仲間も寄ってきた。

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辺りがかなり暗くなるまで、ずっと部屋の目の前でフワフワ泳いでた。
かわいかったー。
最後の最後まで運がイイんだなー。


部屋に戻ってしばらくすると、チャイムの音が。
荷物を引き取りにレセプションの人がカートで来てくれました。
最初来た時に渡されたビラに、19:45にluggage timeってのが書いてあったのはこのことだったのね。

『荷物と一緒にレセプションまで乗ってくかい?』と言われたけど、まだちょっと時間が早かったので荷物だけお願いした。
せっかくだから最後は島を歩きたかったし。

俺らはレイトチェックアウトがついてたからこの時間だったけど、ついてない場合はきっと昼なんでしょう。
ほんとレイトチェックアウト無い人たちは、出発までどこで何して時間潰すんだろう・・・
間違いなく付けておいた方がいい。


流石にもう暗くなってきて本を読むのもシンドくなったので、ここへ来て初めてテレビをつけてみる。
誰かのブログにも書いてあったけど、ほんとテレビなんか全く見る機会無かったわ。

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そして謎の番組。
恐らくイスラム教の教えを説く番組なんだと思う。
上に書いてあるのはアラビア語かしら・・・?

もちろん何がなんだか意味わからんのでチャンネルを変えると

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もっとわかんねえ。

この全部同じマークにしか見えない言語は、恐らくディべヒ語。
モルディブの言葉。
空港の入国審査のとこで見かけた文字と一緒。

まぁ良く見ると、上半分と下半分にパーツが分かれてて、それぞれいくつか種類あるけど・・・
書くの簡単そうだから、言語としてはすごい発達してそうよね。
ただ字が汚い人のノートは全く解読不可能になりそうだ。


チャンネルは他にもかなりの数があって、NHKもやってた。
もちろん英語の海外向けのやつだけど。
日本ではあまり海外の番組を見る機会無いけど、外国って割と他国の放送を流したりしてるのかね。


そして20:15頃、レセプションへ。
日本時間で言うと、オルヴェリは何やかんやで3時間差なので23:15。 昼以降に発生した追加分の精算を済ませて、他の人の到着を待つ。

全員集まったら、船に乗ってオルヴェリを出発。
さようならオルヴェリ。
最高でした。

そういや来るときに一緒だった日本人カップル、帰りも1組同じだった。
まぁそうなりますよね。
もう1組はもう少し長い滞在だったのかしら。



帰りも相変わらずの猛スピードで、30分くらいで空港島に到着。
もちろん初日の教訓を活かして、風を受けにくい船内側に席を陣取ったので平和裏に。

船を降りたとこに迎えに来てくれていたINPACの人と合流。
モルディブの空港は入り口の時点で荷物検査をする様で、とりあえず外のベンチで待機。
しばらくしてINPACの人の指示があったので、荷物検査とゲートを通って空港内へ。

すぐ目の前にチェックインカウンターがあって、eチケットを渡して航空券をゲット。
2階の出国審査を通って、土産物屋やらがあるフロアへ。
何の問題もなく、後は飛行機を待つだけ。

とは言え、飛行機の出発は後2時間。
店も少なく、特に歩き回る様な場所も無く、ボーっとよくわからんテレビを見て過ごす2時間。
ここでの暇つぶしを全く考えてなかった・・・。


ウトウトしつつも、海外ということで迂闊に眠ったら何されるかわからんので、気合で起きながら待つ。
嫁は寝た。

気付くと乗る便の搭乗手続きが始まっていた様で、ゲートへ。
何やら待合室に着くと、どこから沸いたんだって程の人が鮨詰め状態で部屋に溜まってた。
というか待合室狭っ。

なんとか空いてる席を見つけて、とりあえず座って待つ。
1つ横にずれてくれたカップルに嫁が『thank you』って言ってた。
どう見てもカップルは日本人だったけど。



で現地の23:25頃、ようやくマーレを出発。
日本時間で言うと、マーレは4時間差なので真夜中の3:25。
飛行機に乗って、おしぼりやらピーナッツやらの儀式を終えて、すぐに機内食。
そういや晩飯食って無かったのよね。

ここでの機内食の写真はどうやら撮ってなかった。
多分行きの時と同じメニューだったのかな。

ここのフライトは大体5時間。
機内食食ったりなんだりするので、寝れるような時間は3時間くらいしかないのが辛いところ。
行きの行程は早朝出発深夜到着って感じだったから機内で寝る必要なかったけど。
帰りの行程は深夜出発夕方到着だから、どっかで寝ないとならんからね。



そして結局全然寝れないまま、シンガポールに到着。
現地時間で7:10。
日本時間で言うと8:10。
時差の関係も相俟って、ほぼ徹夜で朝を迎えてしまったパターン。
しんどい。

ただ救いなのが、トランジットの間隔が2時間弱だったこと。
行きの時はシンガポールのトランジットで3時間あって、どうにも暇すぎて死にそうだったので。

移動も結局モノレール的なのを使わず、徒歩で色々と寄り道しながらゲートへ。
シンガポール空港はほんと広いから、色々時間潰せるポイントがあって助かる。
自由に使えるPCコーナーでFacebookやらtwitterやらに生存報告を書いたり。
買う気も無いのに土産屋を見て回ったり。

んで、現地時間9:25、日本時間10:25にシンガポールを出発。
ここのフライトは7時間もあるので、割と空でゆっくり過ごせる。


いつもの儀式を済ませると昼くらいになり、機内食。
嫁は洋食系のなんかを注文。
チキンとポテトサラダかな・・・?

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アタシは来るときにちょっと気になってた和食。

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まぁ機内食にしてはそれなりに美味しかったと思いますよ。
メインよりも、お菓子にぽたぽた焼きをチョイスした時点で合格。

食後のデザートには相変わらず見たことも無い様なアイスが出てきた。

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ハーゲンダッツ食わせろ。


特に書くことも無く、適当に映画見たりうたた寝しつつ過ごしました。
昨晩寝不足で割とすんなり寝付けたから、あっという間の7時間だったなー。

そして気付くと日本上空。
やっぱり富士山はキレイですね。

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そして17:30、成田空港に到着。
完全に時間通り。
道中一切遅れることなかったのも、きっと普段の行いのおかげ。


【行程まとめ】
10/15
19:45(日本時間 22:45) - 荷物引取り
20:15(日本時間 23:15) - レセプション集合
20:30(日本時間 23:30) - オルヴェリ発
21:00(日本時間 1:00) - マーレ着
23:25(日本時間 3:25) - マーレ発
10/16
7:10(日本時間 8:10) - シンガポール着
9:25(日本時間 10:25) - シンガポール発
17:30 - 成田着


これで全日程終了。
何の問題も無い(クロックスの件を除いて)、いい思い出ばかりの新婚旅行でしたとさ。


この旅行記は次回で終わり。
まとめと、話の展開上アップ出来なかった写真をいくつか貼って終わりますので。