2014年9月
2014.9.28 (Sun) - イタリア旅行記2 : 一日目(8/17 出発〜ローマ到着)
そんなわけで6泊8日のイタリア旅行初日です。
今までで一番の長期旅行だったのでちょっと緊張。
でも小学校の頃の遠足みたいにワクワクして寝れないなんてこともなく、
いつも通りの爆睡なのは歳のせいなのか・・・


万が一渋滞があったら困るから〜、ってことで朝7時のバスに乗車。
もちろんネットで事前予約済。

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自宅の最寄り駅から成田への直行バスが出てて超便利。
高いし2時間以上かかるけど。

さすがに夏休み期間ってことだけあって、乗車率8割くらいありました。
成田からLCCで国内旅行って人も多いのかも。


特に何のハプニングも無く、9:30頃に成田へ到着。
今回は事前にeチケットとかホテルのバウチャーとかが郵送されてきてたので、
代理店のカウンターへ行く必要はなくそのままチェックインカウンターへ。
と言ってもフライトは12:30。
そんな早く行ってもチェックインが始まってるわけもなく、早速暇に。


そういえば旅行前に色々調べてたんだけど、なんでもアリタリア航空ではWEBチェックインってのが出来るらしい。
ってことで、今回はペアシート確約とかそーゆーのじゃなかったので事前にやっておきました。

アリタリア航空のTOPページにあるチェックインをクリック。
eチケットに書いてある番号と、名前を入力して検索。
間違って無ければ往復便どちらもフライト情報が出てきて、後は座席指定をするだけ。
超簡単。余裕で隣席確保できた。
プラス1万円でペアシート確約とかほんとアホ臭くなる。

ただフライトの2日前からじゃないとWEBチェックインは出来ないので、
帰国便は向こうのホテルでWiFi繋いでチェックインすることにしました。


WEBチェックインを済ませてプリントアウトしておけば、
そのままBaggage Drop-Offカウンターに行けばいいらしかったのですが、
よくわからなかったし航空券っぽいもの(下写真)が欲しかったので自動チェックイン機を使いました。

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このチェックイン機も操作は簡単で、パスポートを挿入すればフライト情報が出てきます。
後はポチポチとOKなりCONTINUEなりを押してけば発券完了。
WEBチェックインで座席指定していればその通りの座席で発券されるし、
座席指定していなければこの自動チェックイン機で指定できるので、早めに空港行って発券しちゃうといいと思う。

そういえば散々並んだ後に「あなた自動チェックイン機で発券してないでしょ」的なこと言われて
発券してからまた並び直させられてた人とかいたので、空港着いたらさっさとやっておくのがオススメ。

で、ぼちぼち人が並び始めてきたのであたしたちも並んで、10時頃にチェックイン開始。

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すぐに並び始めたからさっさと預けられたけど、
預け終わった後に列を見返したら2万人くらい並んでたのでこれもさっさと動いたほうがいいと思います。

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特に何もすることないのでさっさと移動。
他の便と重ならなかったのか、出国審査も並ばずに一瞬で通過。

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はしゃぐ嫁

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そして暇つぶしでカフェに。
アリタリアの乗り場あたりには全然いいカフェが無かったので、結構遠くの所まで歩きました。
すげー暇だったから調度良かったけど。

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なんだかんだであっという間に時間が経って、乗り場へ。

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夏休みを日本で過ごした人が多いのか、外国人ばっかりでした。
しかし何故か隣の席は日本人のおじさん・・・
海外旅行は出来るだけ日本人と会いたくないんだけどなぁ・・・

そんなおじさんと世間話をしつつ、定刻通りに出発。
事前に色々調べた時は『アリタリアは時間通りに動かない』なんてのもよく見かけましたが。
全くそんなこともなく非常に順調。
ミラノでの乗り継ぎが短時間だからちょっと心配してたので、良かったです。

離陸後は海外航空会社恒例のスナック配布。

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パサパサしてて味も無くて美味くねぇ・・・
シンガポール航空のローストピーナッツを見習って欲しい・・・

飲み物は、取りあえず様子見でオレンジジュースを頼んだら凄い色のがきた。
この色はブラッドオレンジでしょうか。
果物アレルギーが出なかったから果汁は大したこと無い気がするんですが、非常に濃くて美味しかったです。
後に頼んだアプリコットジュースも濃くて凄い美味しかった。
どっちも見たこと無いパッケージだったからきっとイタリアのなんだろうなぁ。

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離陸から割と時間経ったけど機内食がなかなか始まる気配が無く、
カフェで軽食とっておいて良かったねー、なんて話しているとアンケートのお願いを受けました。

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かなり項目多いし日本語訳も怪しい感じだったので面倒でしたが、
もしかしたら後で何かサービス的なことがあるかも?と下心たっぷりで本気回答したらボールペンくれました。

いらない・・・


んで、出発から2時間経った14:30くらいにようやく機内食開始。
和食かイタリアンってことで、取りあえず自分は和食を注文。

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恐らく鰻と思われるご飯。
さ、サラダが一番美味しかったかな・・・

嫁はイタリアンを注文。

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ラザニアっぽい何か。
こちらも微妙。

という感じで、機内食に関しては事前に調べていた通り微妙でした。
なんというか手が込んでない。
不味いわけではないんだけど、取りあえず色々詰めてみた弁当みたいな。

以前妹夫婦がモスクワ経由でイタリア行った時はゲロみたいだったって話していたので、
それに比べたら全然マシだと思いますけどね。



機内食が終わった後は特に何もすることが無く、お酒を飲みながらダラダラと。
日本時間の12:30に出発して、現地時間の18:00くらいに着く魔法みたいな予定なのでガッツリ寝るわけにもいかず。

大抵こういう時は映画見て過ごすのが常套ですが、どうも映画のラインナップが微妙。
新作が少なくて残念でした。
国際線の機内で見れる映画って、まだレンタル出てないやつとか結構ある印象だったんですが。


そんな感じでなんとなーく過ごしてたら、軽食のサービスが。
日本時間で19:00くらいだったから、最初の機内食終わってから3時間くらい。
別に腹減ってませんけど・・・

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やっぱりオニギリって美味しいね。
隣のおじさんが違う味だったので写真撮らせてくれました。
サンドイッチは実に微妙。


それから更に4時間後、最後の機内食タイム。
もはや期待していない。

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美味しくない。


というわけで12時間半のフライトが終わり、現地時間17:50くらいにミラノに到着。
到着も定刻通りで素晴らしい。
ご飯と、ヘッドレストの硬ささえ良くなれば・・・

ここの乗り継ぎが70分しか余裕無かったので、割と急ぎで移動。
そこらじゅうに英語でTransferって書いてるあので迷うことは無いですね。

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ちなみに左側にあるUSCITAってのは英語で書いてある通り出口って意味のイタリア語。
読み方は「ウシータ」で、観光地でもよく見かけるので覚えておくといいかも。

途中にあるモニタで搭乗ゲートを見て、予定通りなことを確認。
入国審査とか手荷物検査とかもあった気がするけど、いまいち覚えてないなー。

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看板見ながらテクテク歩いてたらあっという間に到着。

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あまり広くないのか、到着してから20分で着きました。
なんなら暇だったくらい。
今回ミラノは観光する予定無かったから、空港から出て深呼吸くらいしておけばよかった。


そんでこっちも定刻通りに出発。
アリタリアやるじゃん。

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このスナックは美味しくないけど。
というか国内線でも出るのね、このスナック。

この時、3人並びの席に座ってたんだけど、あたしの隣が子ども一人でした。
きっと小学生が夏休みにおばあちゃんの家にでも行ってたんでしょうかね。
絵に描いた様な、映画に出て来る様な、太っちょな外国の男の子。
チュッパチャップスなめてたの見て思わず笑いそうになってしまいました。
隣にアジア人が座ってきてさぞ怖かったろうに・・・

この飛行機も定刻で到着しました。
運がいいのか何なのか、本当に順調です。



荷物を拾って、到着ロビーへ。
フィウミチーノ空港からホテルまでは、車での送迎でした。
STWで申し込んだ他の日本人客と乗り合いで。

プランに組み込まれてたから値段はわからないけど、結果的にこれは便利でした。
タクシーは怖いし、バスではきっとテルミニ付近まででそこから歩くの大変だったろうし。
ローマは坂が多くて石畳だから、スーツケース引いて歩くの本当にキツいんですよね。

長時間フライトの後で疲れてると思うので、余裕がある人は送迎頼んだ方がいいと思うなー。
若干遠回りしてライトアップしてる観光地とかも案内してくれたし。
イタリア語だったから全然何言ってるかわからなかったけども。
いかにもイタリア人って感じのダンディーなオジサンでした。


空港から1時間弱で、1〜2泊目となるHotel Cecilに到着。
トリップアドバイザーのページはコチラ

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入り口も小さいし、外観も古いのでちょっと驚きましたが、部屋はすごくキレイでした。
アンティークっぽい部分もありつつ、キレイにすべきところはしっかりキレイにしている感じ。

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水周りがキレイだったのが一番うれしい。

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アメニティがあまり無いのは事前情報通り。
というか日本のホテルがアメニティ多すぎなんですよねきっと。

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トイレを流すスイッチは壁にあるボタン。
見た目から大小がわかりやすくて良いデザインですね。
ここに限らず、イタリアでは割とよく見かけるスイッチでした。
日本のトイレみたいに「大」とか「小」とか漢字で書かれてても、外国の人にはわからないよね。

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あとトイレの隣のやつはあまり風呂入らない文化の人たちが、せめて股間を洗うために使うんだとか。
本当?

湯船はもちろん無くて、シャワーだけ。

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ガラスが半分しかなく、入り口を塞ぐカーテン的なものもないので床がびしょびしょになりました。
正解のやり方はなんなんだ・・・

部屋のサイズがバラバラなのも、日本ではあまり見かけないですね。

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部屋の上側にあるスペースは中庭。


この時点で現地時間は22:00過ぎた所。
日本時間で言えば朝5時なのでほぼ完徹したみたいな状態で超眠かったですが、
水も無いし若干腹も減っていたので近くを出歩いてみることに。

当初の予定ではHosteria Piccolo Arancioってとこで晩御飯を食べようかと考えてたんですが、
そこまでちゃんと食べれる元気が無かったのと、なんだかんだで時間遅くなってしまったので、
その後の予定にあったジェラートだけは食べることにしました。

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お店の名前はSan Crispino
他のジェラート屋さんみたいにショーケースにあるアイスを見ながら選ぶんじゃなくて、
銀の冷蔵容器に密閉されてるから何が何なのかよくわかんない。
しかもイタリア語でしか書いてないし・・・

そんなわけで美味しそうな雰囲気を感じたイタリア語の味を適当にチョイス。
初の本場のジェラートってことでどんなもんかと思ってましたが、まぁそれなりに美味しかったです。
そこまで感動するほどではないかも?
もちろん日本のよりは美味しかったけど、後日食べた他のお店の方が美味しかったなー。


ホテルに戻る途中でピザとか売ってる店があったので、テイクアウトでラザニアを注文。
注文してからわざわざオーブンで温め直してたみたい。
別のピザ屋でも同じシステムだったので、こっちのお店はそれがデフォルトなのかも。

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う〜ん、あんまり美味しくない。
期待しすぎてたのか、結構大味で重くて、すぐお腹いっぱいになってしまいました。

買ってきた水はこれ。

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もちろん見たこと無い水なんだけど、日本ではあまり見かけない硬水です。
300mg/lくらいだったかな。

事前に調べた感じだと、硬水が身体に合わなくてお腹を下したなんて情報もありましたが。
最初は恐る恐るちょっとずつ飲んでみたけど、結局あたしたちは何の問題もありませんでした。
むしろお通じとか代謝が良くなったくらい。
あまりにも気に入ったので、帰国後通販で硬水買ってしまいました。


あとこれは、空港着いた時に買った謎のお菓子。
送迎の人に渡すチップを作ろうと思って適当に買った飴的なもの。

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何これ超不味いんだけど。
海外のお菓子って、チョコ以外は基本的に合わないですね。



そんな感じで移動しまくりの初日が終了。
晩飯が面倒くさくて抜いた以外は全て予定通りでした。

翌日は早朝からローマ観光です。
日本時間では朝6~7時まで起きてたことになるので、無事に起きれるか心配。
結局、早朝に外人の声で起こされたんですが・・・